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演目

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演目一覧

Takiyasyahime
滝夜叉姫

滝夜叉姫

平安時代中期、天慶の乱において平貞盛、藤原秀郷により、無念の最期をとげた平将門の娘、五月姫は、父将門の無念を晴らさんと貴船の社に祈願をかけ、その満願の日、貴船の神より妖術を授かり、名を滝夜叉姫と改めた。その後、下総は猿島の地において、多くの手下を集め朝廷にそむき天下に災いをなした。そのため、朝廷より勅命を受けた大宅中将光圀は山城光成とともに、下総に向かい陰陽の術をもってこれを征伐するという物語です。

Adachigahara
安達ケ原

安達ケ原

この神楽は謡曲の中から取材されたもので、金毛九尾の古狐が、美女に変身し、天竺・唐・マダカ国と渡り、大いに人々を惑わしました。その後、この古狐は日本に渡り「玉藻前」と化相して鳥羽院に仕えるが、陰陽師安部安親により正体を見破られ、下野国那須野ヶ原で再び玉藻前となって十念寺の僧侶主従が喰い殺されるが三浦之介・上総之介に征伐されるという物語です。

Jinrin
塵倫

塵倫

第14代の仲衷天皇の時代に、異国より日本侵略を企てて、塵倫と云う悪鬼(鬼女)が数万の軍勢を従えて攻めてきました。この鬼は身に翼があって、黒雲に乗り天空を自在に飛び、村などを荒らし人々を苦しめました。時の仲衷天皇(別名タラチナカツヒコノミコト)は、従者(高麻呂)を従え、自ら天の籠弓・はば矢の威徳を持って、塵倫をめでたく征伐する物語です。

Tenjin
天神

天神

平安時代、宇多・醍醐天皇の代に、菅原道真はその文才を発揮し右大臣となったが、左大臣藤原時平らの讒言により九州大宰府に左遷され、その地で無念の死を迎えました。以来、都では天変地異が続き、おおきな雷鳴が轟くと同時に宮廷に雷が落ちたのを見た人々は、まさに道真の怨念だと恐れおののいたと言われました。その後、道真は北野神社に祀られ、学問の神様として広く親しまれ各地に天神さんの分社が設けられました。こうした道真の話が、謡曲「雷電」や神楽「天神」となったであろうと言われています。

Rasyomon
羅生門

羅生門

この神楽は、「平家物語」から取材したものとされ、大江山の長編物語の前編です。平安時代の末期、京は長雨、悪疫、盗賊の横行不穏な世情の中、京都御所の羅生門には夜毎妖鬼(大江山茨城童子)が出没して良民を苦しめるとの噂がありました。源頼光は、家来で四天王の一人である渡辺 綱にこれを、征伐するよう命じ、羅生門において格闘の末、茨城童子の腕を切り落としたが、妖鬼は雲の中に姿を消し去ったと言う物語です。

Yamatanoorochi
八岐の大蛇

八岐の大蛇

高天原を追われた素戔鳴尊がたまたま出雲の国簸の川で嘆き悲しんでいる足名椎、手名椎、寄稲田姫に出会いその訳を聞き、大蛇の征伐に向かいます。やがて、たなびくむら雲に乗って現れた大蛇に巧みに樽酒を飲ませ、やがて酔い伏して眠った大蛇を大格闘の末、征伐します。このとき大蛇の尾から出てきた一振りの剣を「アマノムラクモノツルギ」と名づけて天照大神に捧げ、めでたく寄稲田姫と結ばれるという物語です。

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その他の演目

その他の演目

その他の演目にも、儀式舞の「四神」・「四方払い」、旧舞の八幡(弓八幡)・大江山があります。